以前、WEBディレクターって何をやっているのか記事を書きました。詳しくは以下の記事をご覧ください。↓
さて、「WEBディレクター」ってどんなイメージでしょうか?
「華やかさ!キラキラしてる」
「かっこいい!」
「仕事できる人って感じ」
などなど…名前の雰囲気からするとそう感じる人もいるでしょうが…果たしてどんな職業でしょうか。(出オチ)
地味。
名前を見る限り「なんとなくかっこいい」というイメージがあると思いますが…
それ全部幻想です。
そもそも「ディレクション」というのは訳すると「指示・命令」の意味があります。指示・命令をするには全体の工程を把握し、問題が起きないかなど先読みをします。もし問題が起こりそうなら指示・命令をします。
要は「工程の調整」です。よろしいですか、もう一度言います。「調整」です。
地味です、凄く。
私は「裏方」「縁の下の力持ち」「主役になれないヒロイン(これは冗談)」と呼んでいます。
WEBディレクターとして務めている方の中にも地味ジョブ(今度からこう呼ぶか…笑)と知らない方がいて「私がやりたいのはこんなことじゃない」と感じる方もいるぐらいで、「どこに行っても調整だよ?」と言っても理解されないと聞いたこともあります。
とにかく調整、調整、調整です。
さらにワイヤーフレーム作成(私はExcelで作ってしまうw)、コンテンツ内の文章作成・調整、ページのクオリティーチェックなど…ただひたすらパソコンと睨めっこし続けるのでそのうちパソコンとフュージョンしてしまうんじゃなかろうか…というぐらいです。
金子さん(@daichikanekoda)もnoteで叫んでおります。金子さんはWeb業界・Webディレクターとしても未経験だったのに専門スキルを身につけたいと思いから今の会社に入社したとのこと。そこで1ヶ月働いたリアルな感想を読めます!本当に面白いのでぜひ読んでみてください!

地味であることを隠蔽しようかと思ったのは言うまでもありません。
(嘘です冗談です信じてください)
ちなみに、6ヶ月働いた後日談(?)もあるのであわせて読んでみてはいかがでしょうか!
(金子さん文章上手だし面白いし…羨ましいですぞ……ぐぬぬぬ…)
実は私も最初は「かっこいい!」って思ったぐらいです。WEBディレクター歴10年以上ですが完全に名前負けしてるな〜と純粋にそう思います。
いっぱいごめんなさいしてる。
ですが、重要ポジションであることは変わらないです。
(散々ディスってたが)
橋渡し役でもあるのでスケジュールに遅れが出てしまいそうなら、頭を下げたり、とにかく謝罪したり、謝ったり、ごめんなさいしたり…………
謝ること多いな???
そうなんです…実は結構謝ることが多いです。
私たちは「調整」が仕事なのでスケジュールに遅れが生じた場合は情報共有も兼ねて関係者に謝ることが多いのです。
まあその大半はこちらの非ではないんだがな。
(突っ込んだら負けだ)
どんな人に向いてる?
それではどんな人に向いているのでしょうか。
以前の記事でも書いていますがコミュニケーションが重要になるので人と話すことが苦痛ではないのが前提となります。
また、黙々と仕事をするとはいえ臨機応変に対応することを求められるのでルーティーンが好きな人には向いていません。
ちなみに技術的なスキル(HTML・CSS)はいつでも勉強できるので初めの頃は多少知ってるぐらいで問題ないです(制作などは専門チームが対応することが多いのでWEBディレクターが実際に修正対応することはめったにないです……が企業によります)。
まとめると…
コミュ力半端ない上にトラブル発生時にヒャッハーしちゃう人です。
…………冗談です。
終わります。